忘れてはいけないのは沖縄のミツバチ達だ。 スパオオはミツバチ達を始末することはなく、自分達のローヤルゼリーのために働かせていた。 刃向かう者には容赦しないが、そうでない限り、いたって温厚である。 ただの戦闘バカではないらしい。 沖縄のミツバチ達は、いずれ大島のミツバチ達が動くことを期待して、今は耐えて働いて待つことにしたのだった。