「いや、そんなことはない!僕達のことはローヤルゼリーの為に、最低限守ってくれているが、他の仲間達が大きな犠牲を払っているのだ!僕達だけが安泰ならいいのか!?
このままスパオオ達を野放しには出来ない!
どこかで誰かが、食い止めなければならないんだ!」





速水は九州中央部を避け、四国へ伝令を出した。

そこから山口を経由して北九州へ伝令を伝えるのだ。




「僕にはスパオオを止められなかったが、日本には僕より優秀なミツバチがきっといる!
今は、それに頼るしかない。
そして時期を待とう。
ミツバチ達が結集する日を……。」