リンクの入り口に付くと、たくさんの女の子たちがいた。


ちょっとテンション高めに話してる人もいれば、化粧直しや鏡を見ながら念入りに髪型をチェックしている人も。


ピンときた。


きなこが言ってた、入部希望者が多いと言ってたことを思い出し、おそらくこの女子軍団は、私と同じ立場なんだと。


にしても、こんなにいるなんて思わなかった。


私、入部危ういかも……。


でも、ここであきらめたら、何のためにこの学校に入学したのかわかんなくなる。


私の夢のために…。


意を決して、女の子たちの塊の中をかき分けて行った。