わくわくドキドキしながらくぐった小学校の門。
初々しかったあの頃。
「1年生の教室はこちらです。」
上級生が私を誘導してくれた。
私、堀河結奈(ほりかわゆうな)は1年2組だった。
そこで私と彼は出会った。
彼の名前は杉原啓(すぎはらけい)。
誕生日が近かった私たちは席が隣だった。
緊張していた私は、何も喋れなかった。
少しして担任の先生が教室に入ってきて、簡単な自己紹介と学校の説明をした。
「さあ、そろそろ入学式が始まるよ。みんな廊下に並んでください!!」
先生のかけた声に反応して皆、席を立った。
私はボーっとしていて何も気づかなかった。
「皆移動してるよ。」
啓君が話しかけてくれてやっと今何をするのか理解できた。
この時私は、啓君に恋をするなんて想像もつかなかった。
なぜなら、彼は私のタイプじゃなかったから・・・。
初々しかったあの頃。
「1年生の教室はこちらです。」
上級生が私を誘導してくれた。
私、堀河結奈(ほりかわゆうな)は1年2組だった。
そこで私と彼は出会った。
彼の名前は杉原啓(すぎはらけい)。
誕生日が近かった私たちは席が隣だった。
緊張していた私は、何も喋れなかった。
少しして担任の先生が教室に入ってきて、簡単な自己紹介と学校の説明をした。
「さあ、そろそろ入学式が始まるよ。みんな廊下に並んでください!!」
先生のかけた声に反応して皆、席を立った。
私はボーっとしていて何も気づかなかった。
「皆移動してるよ。」
啓君が話しかけてくれてやっと今何をするのか理解できた。
この時私は、啓君に恋をするなんて想像もつかなかった。
なぜなら、彼は私のタイプじゃなかったから・・・。