「あなた、 子供じゃないんだから そういう行動はよしなさい そんなんで医者の彼とうまくいきっこない!!!」 華子は眉を吊り上げ そらの手から箱を激しくもぎ取った。 「どういうこと?」 一時、真白になったそらは今の言葉の意味を熟慮し すこし間を置いてから母を反攻の目で見て唸った。 「医者は引く手数多なの 誰かに持っていかれるにきまってるわ!」 そらはこの言葉にカチンときた。 母は私たちの何を知っているというのだ。