「……あ~こっちが奥ので こっちが前か……」 道理ではまらないわけだ。 古い家なだけあって建付けもかなり悪く なかなかの強敵となった。 そらは一息ついてしゃがみこんで ふーっと自分の息を前髪に吹き付けた。 「あれ??」 直しかけの押入れの天井板がずれていた。 そこにかすかに 何か箱のようなものが見えた。