キーンコーンカーンコーン… 「萩原ー! 1時間目おわったぞー、教室もどんなさーい。」 「ぬぅ…眠い もう1時間頼むよ…」 「だーめっ! あんた留年してもいーの!」 「やだけどー…」 「早く起きろーっっ!」 ブーブーブーブー… 「んぅ…もずからだ… じゃ、教室帰る…じゃあね…」 あたしはのっそりベッドから 下りて、保健室を後にした。