ぼくの××なもの 二年三組 はやみ そう

 ぼくの家は、いろいろあって、ちさとといういとこがいます。ぼくと同じ小学二年生です。
 ぼくは、ちさとの事がきらいです。なぜなら、ちさとはいつも、ぼくたちが遊んでいる時に、わりこみしてくるからです。この間は、ちさとがいっしょに遊ぼうと言ったのですが、ぼくは他の友達と約束していたので、みんなで遊ぼうと言いました。でも、ちさとはいやだと言いました。ぼくと二人で遊びたいと言いました。でも、ぼくはみんなで遊びたいので、だめだと言いました。そしたら、ちさとは外なのに大きな声で泣いてしまいました。ぼくの耳がきーんとなったので、ぼくは逃げました。そして、みんなで約束してたサッカーをしました。
 暗くなったので、ぼくは家に帰りましたが、家にはだれもいなくて鍵がかかっていて、入れませんでした。お父さんは会社ですが、お母さんはどこに行ったかわかりませんでした。ちさともいませんでした。
 しばらくしたら、お母さんが車で帰ってきました。怖い顔でちさとをだっこしていました。ぼくはサッカーをしておなかがぺこぺこだったので、お母さんにご飯は何と聞きました。でも、お母さんは、教えてくれないでぼくをにらみます。そしたら、ほっぺたをバシンとはたかれました。ぼくは、今まで大人の人にはたかれたことがなかったので、びっくりして、泣いてしまいました。そのあともずっと、お母さんはちさとのそばにいて、ぼくの事は見えてないみたいでした。その日、ぼくはご飯を食べないで眠りました。
 だから、ぼくはちさとの事がきらいです。




先生より:
人のセリフには、「」を使ってわかりやすく書きましょう。
"××"の所には何が入るのかな?