「玲子何にする?俺カレーにするけど。」


「えっと~、うちはA定食にしようかな。」



玲子ちゃんと一緒だ。




てか、松山君って玲子ちゃんのこと呼び捨てなんだ。


いや、別にどうだっていいんだけど。




「決めた!!あたしラーメンにする!…ん?どうしたの美香。」


「へ?あ、別になんでもない!決まったなら並びに行こう!」



あたしたちはその二人から離れて列に並んだ。



別に関係ないじゃん、何気にしてるの、あたし…。



なんだか胸の中がモヤモヤして、その日のお昼ご飯はあまりおいしくなかった。