『そういや今はお前の妹になったんだってな。イオから聞いて驚いた。
にしも、ガキの頃に数回、見たり話したりしたきりの女に会えないまま14年もハマってるっておかしくねーか?
アイツは俺並みにモテるが、本当に他の女には見向きもしねぇ。マジ病気だと思うわ』
親友のこの言いぐさに、イオが相当本気で(むしろ異常なくらい)盟を想い続けてたのが伺える。
『だけど、一般世間と隔離されたイオみたいな2世にとっては、人間関係って特別になって来るのかもな。
俺はアイツがアフロディーテを捜しに行く為に抜けたいって言った時、止められなかったなぁ』
『イオはあんたにだけ打ち明けてから抜けたのか?』
『いや。ヘスティアにもだ。むしろ、それがイオが抜けたきっかけかもしんねーな』
『どう言う事だ?』
『アフロディーテはアレス、アテナ夫妻に連れ去られた。そして日本で夫妻は死亡。
夫妻の娘、パンドラは組織に連れてきたが、夫妻にはまだ息子がいたはずだ。息子がアフロディーテと接触していた可能性は高い。
――そうヘスティアが推理してから、イオはその方面を調べ始めたんだ』

