HEMLOCK‐ヘムロック‐


「この中のアレス、アテナは黒菱 界、君の両親のコードネームだよ。
俺の知る限り、この2つのコードはまだ他の人には譲られていない。そしてこのアポロンが俺ね」


 神の名前の横に、コードの持ち主の名前を付け加えていった。アレス、アテナ、アポロンの名前にはバツ印を付ける。

現在組織の人間ではない。と言う意味だろう。



「オリンポス12神の最高神とされるゼウスが、紅龍會総帥――、メイのお父さんのコード。ヘラは正妻のアデラフォンって言うアメリカ人の女。元々製薬会社の方がヘラの祖父の会社で、昔から紅龍會と絡んでいた。

ゼウスは紅龍會、ヘラは製薬会社の方を。夫婦で仲良く牛耳ってるって訳」


 要するにこの2人が紅龍會のボスに当たるという事だ。


「そしてデメテルってコードが、メイのお母さん。今は被験者だけど、彼女はゼウスの妾になる以前から最高幹部だったから。
このアフロディーテは、メイのコードだよ」


 そう言いながらアフロディーテの所に盟の名前を書き足し、バツ印を付けた。


「私が最高幹部に!? 何故?」