「あの…さっきの痛そうだったから、氷で冷やした方がいいかな〜って思って。」 和也、私のために保健室でもらって来てくれたんだ…。 何か和也らしくないな〜、と思いながらもどこかで嬉しくなってる自分がいた。 「あ、当たり前でしょ!すんごく痛かったんだから!」 本当は素直に「ありがとう」って言いたいんだけど逆の言葉が出てしまう。