「奈々〜今日は雄介くんと帰るんでしょ〜?いいなあ〜!」 奈々には彼氏がいる。サッカー部の武永雄介くんって子。 「えへへ、そうなんだ〜。ごめん!だから今日は一緒に帰れないんだー…。」 奈々は照れくさそうに笑いながら、両手をパンッと合わして私に謝った。 「いいよ、いいよ。そんなの気にしないで!滅多に帰れないんだからイチャついてきなよ〜!」 私は奈々の背中を叩きながら言った。 「ごめんね。じゃっ、バイバイ!」 「バイバイ」 私は手を振って奈々と別れた。