軽井沢から帰ってきて一週間後。


俺はロンとテツと海に行く事になった。


藤沢に集合して江ノ電で江ノ島まで行く。


八月頭の江ノ島は、若者達で溢れていた。


眩しい太陽


輝く海


香るサンオイル


『いやぁ、青春だねぇ!!笑"』


『最高だな!!笑"』


俺等は海に着いて、まず海の家に向かった。


辺りを見渡すと、さすが湘南っつう感じでギャルが多い。


俺等は【海幸】っつう海の家に入った。


『若い女の子が多い湘南に男三人で来るのもなぁ』なんて思ってたけど、海の家に着いた時にはみんなテンション上がってた。


おばちゃんに金を払い、まず海パンに着替えた俺等は取りあえず一服する事にした。


『やっぱ海で吸うタバコはうめぇな!!笑"』


ロンはマルメンを吸いながら髪をかきあげた。


「何か飲みますか??」


海の家の女の子が声をかけてきた。


可愛いなぁ…


『俺はまだ良いや!!』


『コーラ!!汗"』


「コーラね。笑"」


『ハイ…汗"』


笑った顔もスゲェ可愛い。


『おい修斗…
ニヤニヤ
お前、あの子タイプだろ!?
ニヤニヤ』