『なるほどね。』


『おい!!

神奈川制覇、そんな簡単にさせねぇぞゴラァ!!!』


「クックック…笑"

面白れぇな、一年生よぉ!!

わかったわかった。

相手してやんよ!!!

おい!!!」


「ハイ!!」


カチャ〜ン


吉良は鉄パイプを握った。


その瞬間、目つきが一気に狂暴になる。


俺はゾクッと体が反応した。


「吉良!!

そいつ等の相手は俺にさせてくれ!!」


「あ゙ぁ!?」


ザワザワザワ


「【サキト】さんだ…」


「【サキト】さんが殺んのか…??」


奥から短髪で黒髪のガタイの良い男が出てきた。


そいつの学ランには、銀字で【大和魂】の刺繍がしてある。


「お前等は早く相良達の所へ行くんだ。

コイツ等は必ず俺が殺るから!!」


「【サキト】…

お前、かなり気合い入ってんじゃねぇか!!笑"

わかった!!

ブチ殺せや!!」


「任せろ!!!」


『何だ!?

ゴツイ奴が出てきたぞ!!』


「残念だが、お前等の相手はうちのNo.2の【サキト】がする事になった。

おい!!

後はサキトに任せて先を急ぐぞ!!」