テツは広末に向かって走ってった。


『ヤベッ!!』


『相良さん、捕まえたぁ!!』


『お前等なんかに殺られっかぁ!!

変装までして、やっと見つけたんだぞコラァ!!』


『うわぁ〜〜!!』


相良さんのパワーはやっぱ凄い。


俺とロンは制服を掴まれ、ブン投げられた。


『修斗〜!!

ロ〜ン!!大丈夫かぁ!!』


『俺等に構うなぁ!!

テツは広末のサインをもらって来〜い!!』


『す…すまねぇ!!涙"』


テツは涙を拭き走った。


『待てクソ一年!!』


『ヤベェ!!

ロン!!相良さんを止めるぞぉ!!』


『うぉぉぉ!!!』


『待てテツゥ〜〜!!!』


相良さんは走っていたテツを掴んだ。


その相良さんを俺とロンは掴んだ。


その瞬間、俺等は四人ともブッ倒れた。


ドカドカドカドカ


『いっ…痛ってぇな、クソ一年!!』


『あれっ、俺の広末涼子が…』


『テメ〜等が来なけりゃ、俺の変装作戦が大成功だったんだぞコノヤロ〜!!

見失ったじゃねぇかぁ!!!』


相良さんは鬼のような顔で俺等に切れた。