『キャッハッハ。

マジ、悟空でも勝てねぇべ。笑"』


『ほら向こう行けよ!!』


悟空でも勝てない?汗"


勝ったら悟空以上?汗"


そんな人が居たのか…汗"


久保大輝…彼はドラゴンボールがメチャクチャ好きな、クラスでも目立たない普通の生徒だった。


高二にもなって孫悟空を本気で尊敬している時点で、ヤンキー高校では友達ができなかった。


人望もクソもない、ホントごく普通の生徒だ。


【三年】


『相良。今年はお前んとこ誰も来ないんじゃねぇの!笑"』


『あり得る。笑"

こんな化物に挑む奴なんか居ねぇだろ。笑"』


『いや、うちの一年は元気だかんな。笑"』


『まぁ、来た奴を倒すのみだ。笑"

素人と殴り合うのは最後になるだろうからな。笑"』


『そうだな。』


『みんな楽しもうや。笑"』


三月八日、卒業式。


そして無礼講。


一体どうなる事やら。