【横浜総合高等学校】


『ん〜…

難しい問題だな…汗"』


『やっぱロンでも難しいか…』


『難しいよ。』


『だよな…』


『てか修斗はその子が好きなの??』


『わかんねぇんだよ…

好きなのか、同情してるだけなのか…』


『そうだよな…

酷い目に合った所見てんだもんな…』


『でも、最近少しだけど笑うようになったんだよ。

そしたら何か嬉しくて…

で、もっと笑わせたいとか、もっと喜ばせたいとか思うんだ。』


『好きなのかもな…』


『ん〜、なんつったら良いかわかんねぇけど…』


『好きな気持ちにブレーキかけてんじゃねぇの!?』


『ブレーキ!?』


『そう、ブレーキ。

はっきり言って、今って好きとか言える状況じゃねぇじゃんか。』


『まぁな。』


『まぁ、また病院行くんだろ??』


『行くよ。

12月の頭に。』


『それで何も無いってわかって、それでも一緒に居たいとか笑顔を見て嬉しいとか思うんなら、普通に好きなんじゃね!?

梨佳って子もお前も落ち着いてからゆっくり考えなよ。』


『そうだな。』