『あ゙!?

何でよ!!』


「最近まで居たんだけど、今回の事…

何か気付かれちゃったみたいでさ…苦笑"

そりゃそうだよね。

こんな傷だらけだし…」


『悪りぃ…

何か気使わないで聞いちゃって。汗"』


「ううん。

もう良いの。

何もかも、全部やり直すから。笑"」


『でもさぁ…

俺、付き合った事なくて彼氏とか彼女とか良くわかんねぇけど、好きな人が傷ついてる時にこそ、助けるもんじゃねぇのかな…』


「…………。」


『付き合うとかってそうゆうんじゃねぇの??』


「そんなの知らないよ!!涙"

男の子はレイプされた女なんか嫌なんだよ、きっと!!涙"」


『梨佳…汗"』


「私の体は、もう汚れてるから!!涙"」


『梨佳…汗"』


「ヒック…ヒッ…ヒッ…涙"」


『ごめん、変な事言って。』


「…ヒック…ヒン…ヒック…涙"」


『ホントごめん。』


「……もう…大丈夫…涙"」


泣かせてしまった。


クソッ…


全然ダメじゃねぇか…


その日、俺は謝って電話を切った。


元気になってもらいたいのに、泣かせてたらダメじゃん。


ロンに相談してみようかな…