『………。』
ドキッ


「だから修斗君には、二回も助けられちゃったね。」


『し、死ぬんじゃねぇぞ…汗"』


「大丈夫だよ…

せっかく助けてもらったんだもん。笑"」


『良かった…苦笑"

てか、親とか警察には言ったの!?』


梨佳は首を横に振った。


『そっか…』


「もう…早く忘れたいから…」


『そうだよな!!汗"

早く忘れた方が良いよ!!汗"』


「…………。」


『(ヤベェ!!汗"

また思い出させたか!?汗")

は、腹減んねぇ!?汗"

何か食いに行こうよ!!!汗"』


「…………。」


(ヤベェ!!汗"

余計な事言っちゃったか!?汗")


「私もお腹空いたかも。笑"」


『良かったぁ…苦笑"

じゃ、何か食いに行くべ!!笑"』


梨佳は親にも友達にも今回の事は言わないだろう。


一人で抱え込むに違いない。


だからこの事を全部知ってる俺が力になってやらなきゃなんない。


俺がこの子に出来る事は、一緒に居てあげる事と、早く忘れさせてあげる事だ。


この時はまだ、好きとは違った感情で梨佳と一緒に居た。