吉良と美紀の二人は大和駅から相鉄線に乗り、平沼橋に向かった。


「………汗"」


「………。」


「ねぇ…汗"」


「何だ…」


「気のせいかも知れないけど、何か美紀達の回りって人が少なくない…!?汗"」


「あぁ!?

そうか!?

俺が電車乗るときは、いつもガラガラだぞ。」


「でもさぁ…

あっちの車両と…

そっちの車両は…

凄い混んでるよ。汗"」


「言われてみりゃそうだな…

何でだろうな。

俺が怖いのか!?」


「絶対そう!!笑"」


「はっきり言うな…苦笑"」


「だって制服に刺繍してるし、金髪で目つき悪いし!!笑"」


保土ヶ谷〜保土ヶ谷〜


「そうそう。

ここの駅って、怖そうな人達がいっぱい乗ってくるんだよ!!汗"

いつも朝イヤなんだよねぇ…苦笑"」


「そうなんだ。笑"」


プシュー


「昨日、マジウケたよな!!笑"」


「アイツ泣いて謝ってたぞ。笑"」


「やっぱケンジ君はスゲーよ。

怖いもんないんじゃないの!?」


「怖いもんか……

ん〜、時々自分が怖くなるくらいかな。」


「キャハハハ!!笑"」