案の定、みんな笑われた。


しかし、今まで怒られる事がなかった俺は、何だかその子が頭から離れなかった。


【それから3日後】


あっ!?


またタバコねぇ…


また何か言われっかな…汗"


俺はまた近所のコンビニに行った。


ウィーン


「あぁ!!

またタバコ買いに来たんでしょ!?」


「げっ!!

いきなりかよ…汗"」


「げっ!!じゃないわよ。

悪そうな頭して、不良でしょ!?」


「不良って…汗"」


「ほら、お家帰って勉強しなさい!!」


「うわっ!!汗"」


ウィーン


外に出された。


「………汗"」


なんなんだ…汗"


俺が怖くねぇのか…!?


ったく、不思議なガキだ。


結局自販機でタバコを買って帰った。


【次の日】


またみんなに話した。


「で、何!?

お前何も言ってないのに外に出されたの!?」


「あぁ。

家帰って勉強しろって言われてよ。苦笑"」


「マジうけんなそいつ!!笑"」


「笑い事じゃねぇぞオメェ…苦笑"」


「でも、見てみぬ振りする大人ばっかの時代に、そんな子居るんすね!?

ある意味、貴重ですよ。笑"」