まだ傷が痛ぇな…


横浜-DEEP-の戦いで、俺は結構傷を負ってしまった。


散々殴られたからしょうがねぇか…


ん!?


タバコねぇや…


買って帰るか。


ウィーン


「いらっしゃいま…せ…汗"」


俺は何処へ行っても、みんなに怖がられる。


いつも行くコンビニの店長ですら、俺が入って来るとビクッとしやがる。


「セッター。」


「ハ…ハイ…汗"」


「ちょっと店長〜!!

何でタバコ売るんですかぁ!?

どう見ても高校生じゃないですか!!」


「何だお前…」


「あっ…いや…最近入った子でして…汗"

いま出しますんで…汗"」


「あぁ。」


何だこのガキは…汗"


「ダメですよ!!

タバコは売りません!!」


「ちょっと、美紀ちゃん!!汗"」


「わかったわかった、もう良いよ。汗"」


ウィーン


俺はコンビニを出た。


何だアイツ…汗"


次の日、コンビニでの事をサキト達に話した。


「スゲーなその子。笑"」


「勇気ありますね!!笑"」


「いや、俺もビックリだよ。苦笑"」


「お前を見て、何の躊躇もなく怒ってくるなんて。笑"

いやぁ、根性あるわ。笑"」