「何か食いたいもんあるか!?」


「マック以外なら何でも良いよ!!笑"」


「いっつもマックだもんな…苦笑"

今日はオシャレな店に連れてってやるから!!笑"」


拳士と真琴は駅を通り抜け、ソゴウの方へ歩いて行った。


「いや〜、腹減ったなぁ!!笑"」


「拳ちゃん…汗"」


「どうした!?」


「何か変な人達がついて来てるよ…汗"」


「何だ、真琴も気づいてたのか…

てか、真琴にもバレてるなんて尾行めちゃくちゃ下手な奴等だな。苦笑"」


拳士はソゴウの手前を右に曲がり、マルイの前を通って地下から出た。


地下から出てすぐ、ついて来てる連中にバレないよう真琴に地上の道から横浜駅に引き返すよう言った。


「真琴、デートはまた今度な!!笑"」


「拳ちゃん…

怪我だけはしないでよ…」


「心配すんな。笑"

早く行け!!」


拳士は真琴の背中を押した。


真琴は横浜駅に向かって小走りで歩いて行った。


（さぁ、何人居るんだ…）


ついて来ていた連中が地下から出て来た。


「待ってたぞコラァ!!

コソコソ尾行しやがって!!」