コンビニのレジは単調で、彼が帰った後も、私は彼のことを考えていた。


バイトが終わり、制服を着替えて晩ごはんを買って外に出る。


湿気を含んだ夜中の空気。


夏の夜の星は、ぼやけて見えた。



「あぁ。」



なんだ、そうか。


思わず声が出た。