闇の中の華

「ご…めんな…さい」


自分のせいで光世が苦しんでいると思うと心が痛む


「ごめ…」


「美帆…」


光世の指が美帆の頬に伝う涙をすくう


「美帆、お前が居なくなるんじゃないかと思った…」