その日は丁度少し寒く、 私は温かいとことから離れたくなくなった。 だが、急に頭を掴まれた。 次に頭の上から声が聞こえてきた。 「猶原ぁ、来んの遅いぞ~」 その声が誰なのかは一発で分かった。 和宇慶だ。 「なんでお前、いるの?!」 「なんでって、 待ってたに決まってんじゃん。」 「帰ればよかったのに。」 いや、帰っててもよかったのに。か。 ちょっとした言い方で随分変わるものだ。