私は息をのんで、

和宇慶の前に立ち、言った。



「さっきの、どうゆう意味?」


「・・・・・・。」



和宇慶は黙っていた。



「黙ってないで、なんか言えよっっ」



私が少し怒鳴った声で言うと、

下を向きながら、ぼそっと言った。



「こ、ここじゃちょっと・・・;」


「わかった。
人の少ないところに行こう。」




私たちは校舎裏まできた。


比較的ここは人通りが少ないのだ。