*** 「小鳥遊さん、お昼一緒に食べよー!」 「!」 「何驚いてるの?」 「いえ、いいんでしょうか、私なんか……」 「私も一緒に食べたいよ」 佳代さんに微笑まれ、なんだか照れ臭くなって顔が熱くなる。 「………やっぱ二人ってそーゆう関係だったの?」 「どーゆう関係だよ」 「べっつにぃー」 「?」 ボケボケな会話をしている三人をよそに、藤沢さんは机と椅子を用意し始める。 「どうでもいいけど、手伝えよ」 「ご、ごめんなさい!」 慌てて立ち上がる。