「ばいば~い☆」 「美紀!―――っ……雛、待って!」 気付いたら鞄を持って里香さんの後に続いていた。 …馬鹿だ。 足掻くも何も、あの時すぐにみんなから離れていれば良かったんだ。 そしたらこんなに拗れてしまうことはなかった。 私みたいな人間の友達になってもらおうなんて時点で間違いだって、どうして気がつかなかったの? 「雛乃!」 後ろから聞こえてくる佳代さんの声に応える勇気は、もうなかった。