倫子は薄気味悪さと心細さで泣き出した。啓太は半分ぽかんと口を開け「警察」とだけ叫んで倫子の手を握り慌てふためいて家を飛び出した。どれくらい走ったんだろう啓太は無我夢中でじいちゃんの家を目指した、そしてじいちゃんを見つけ事の次第を話した。「嘘じゃあるまい」啓太のおじいちゃんはすぐ警察を呼んだしばらくして警察が3人来た。「じゃあぼくそこまで案内してくれる?」啓太と倫子は第一発見者として森の家に警察を案内した。家のまわりにロープがしかれた。あわただしく現場検証とやらが行われた。その間警察は啓太に色々な質問をした。

