「それじゃ龍斗行こっか?」

「ん、ああ・・・」

「なんか龍斗元気ないねー?どうしたの?熱ー?」
蓮がそう言って俺のおでこに手を当ててきた。

「ねねねねね熱なんてないから!」

「んー。でも顔赤いよ?もうすぐあたしんちだしゆっくり休も?」

蓮・・・。
無意識なのはわかってるけど俺を誘惑しないでくれー!!

「ただいまー・・・ってママいないし!」

えっ!?
ますますやばくないっすか?

「やっ、やっぱ俺帰るよ・・・」

「えぇ?なんで?あたしといるの嫌・・・?」
蓮・・・っ
ああー・・・
もう理性ぶっ飛びそう。
何この可愛い小動物。