わたしは

キスへの夢を語り出す。




「わたし

キスなんてしたことないから

どんな感じなのかなって。

味とか、感触とか、

それからそれから……!」





ぷにっ




話に一生懸命になっている

わたしのくちびるに

何かがふれた。



その正体は

またしても

アミさんのかわいい人差し指。