「あっ。社長なんですかこの仕事・・・」


えぇ!? 社長!? この人が!?
あの〈愛情・美〉のバラを飾ってる
のがこの人!?


あまりの期待ハズれに正直ショック。


「それはあとからだョ。まずは自己紹介!」


だョ。ってかっわいー・・・


っては!? その顔でだョ。って!!??


「こっちは椿 撫子。なーちゃんだョー今日から入った新人ちゃんっ!」


なーちゃん!!??


「で、こっちが橘 翼。つーちゃんね」


今度はつーちゃんですか・・・


「二人には新しく立ち上げられた
『pink rose』略して『p.r.』っていうファッション雑誌の専属モデルになってもらいたいんだョねー。」


「へ!? 専属モデルですか!?」


普通、まずレッスンとか地道なことからやってくんじゃないの!?


「大丈夫だョ! なーちゃんかわいいし!」


いやいや。そーゆう問題じゃないし!
絶対無理!


「・・・この仕事はこうゆう事だったんですね。」


翼唆君、やけに納得顔。え? 何?


「うん。 そうだョ。お願いできる?」