まあそんな理由だろうな…
タクシーを帰して二人はちあきの部屋へ行った。
「あ、やっぱ俺、持って帰ります。」
「へ?何で?
もしかして甘いの嫌いだった?」
「いや、別にそうゆうんじゃ…」
「なら遠慮しないで入って入って♪」
ちあきは空也の葛藤も知らずに一人で部屋に入ってしまった。
俺、我慢できるか…?
いや、頑張るしかない!!
「おじゃましまーす。」
「今お茶入れるから適当に座ってて。
何飲むー?」
「お茶でいいです。」
「はーい。」
普通に広い部屋で綺麗にしてあるし、可愛い家具や小物が沢山あった。
空也が部屋を物色しているとちあきがお茶とケーキを持って来た。

