狼さんの好きな人

「いや、待っ…デザートが!!まだ一口も食べてない!!」


「デザートとか明日も食えるだろ。」


そんなことを話してる間にも、モジャ男はズンズンと自分の部屋へ向かってるし。


全く止まる気配がない。


「今食べたいです!!」


「ダメ。」


「どうしてですか!?」


「俺の機嫌が最高に悪いから。」


「…………。」


はい、会話終了。


これ以上、モジャ男の機嫌を悪くしたくない。


余計なことを喋らないように、お口にチャックをしとこ。


部屋に入ると、モジャ男は鍵を閉めて私をベッドへ寝かせた。


目の前には、モジャ男の怒った顔。


何で、怒ってんのかちっともわかんないよ…


「あ、あの…」


「お前さ…、無防備すぎるぞ。」


「へ…?」


「直也好みの格好しやがって。襲って下さいって言ってるようなもんだろ。」


「そ、そんなこと言われても…」


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