狼さんの好きな人

「えぇ~…」


「お兄ちゃんが悪かったよ…」


一緒に寝ないって言っただけで、そんなに泣きそうな顔しないでよ…


まぁ、いつもだけど。


お兄ちゃんは、私と一緒に寝ることに命をかけてるような気がする。


「…わかったから。一緒に寝るから…」


お兄ちゃんは、私に駆け寄るとおもいっきり抱き締めて…


「「ひより、大好きだ-------------------ッ!!」」


耳元で叫んだ。


耳がキーンッてする…


「煩い!!朝っぱらから!!近所迷惑だよ!!」


「あぁ、怒ったひよりも可愛い!!」


「人の話を聞け!!」


「そんな可愛いひよりには、もれなく俺からのちゅーをプレゼント。」


だから、人の話を聞こうよ…


お兄ちゃんは、私にチュッとキスをすると上機嫌に部屋を出ていった。


ていうか、制服着たのに…


学校休むって…


…………はぁ。


また着替えよ。


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