狼さんの好きな人

「枢、何言ってるかわかりませんよ?」


「俺が、リンベルトに通ってたって何で知ってるんだよ?」


「直也さんと和也くんから聞きました。辞めた理由も…」


とたんに真っ赤な顔になるモジャ男。


「マジかよ…」


「大マジです。」


「こんなの羞恥プレイだ…」


モジャ男は、へにゃへにゃと座り込んでうずくまってしまった。


あのモジャ男が…


うずくまってる…。


でも、やっぱりうずくまってても大きいんだね…


「そんなに恥ずかしいことですか?」


「恥ずかしいだろ!!好きな女にリンベルトを辞めた理由を知られたんだぞ?」


「でも、私は嬉しいですよ?めんどくさがりの枢が、私と出会う為にそこまでしてくれて。それに、私と話を合わせる為に、バスケ部に入ったりバイクの免許を取ったりしたって聞きました。あと、びっくりドンキー…」


「もういい!!それ以上言うな!!俺を、辱しめる気か!!」


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