「おーい。ひよりー、買ってきたぞー!!」
お兄ちゃんが、買い物袋を持って部室に戻ってきた。
「お兄ちゃん!!ｺﾞｷﾌﾞﾘが二匹も出たんだよ？お兄ちゃんって大声で叫んでも来てくれないんだもん。いつも、飛んで来てくれるのに…。」
「お前、ｳﾁじゃねぇんだから…。叫ぶんじゃなくて携帯鳴らせよ…。」
「あ…、それもそうだね…。」
「ﾎﾝﾄ、お前はﾊﾞｶ可愛いな!!で？ｺﾞｷﾌﾞﾘは？」
「この人が駆除してくれたの。」
私は、ﾓｼﾞｬ男を見ながらそう言った。
「枢が？お前がそんなことするなんて珍しいな。」
「何か…、見てたらいたたまれなくなった…。」
「あぁ、だろうな。」
お兄ちゃん!!
何で納得してるわけ!?
私がﾎﾝﾄに痛い子みたいじゃない!!
「で、ｺｲﾂ…郁斗の妹？」
お兄ちゃんを呼び捨て？
.
お兄ちゃんが、買い物袋を持って部室に戻ってきた。
「お兄ちゃん!!ｺﾞｷﾌﾞﾘが二匹も出たんだよ？お兄ちゃんって大声で叫んでも来てくれないんだもん。いつも、飛んで来てくれるのに…。」
「お前、ｳﾁじゃねぇんだから…。叫ぶんじゃなくて携帯鳴らせよ…。」
「あ…、それもそうだね…。」
「ﾎﾝﾄ、お前はﾊﾞｶ可愛いな!!で？ｺﾞｷﾌﾞﾘは？」
「この人が駆除してくれたの。」
私は、ﾓｼﾞｬ男を見ながらそう言った。
「枢が？お前がそんなことするなんて珍しいな。」
「何か…、見てたらいたたまれなくなった…。」
「あぁ、だろうな。」
お兄ちゃん!!
何で納得してるわけ!?
私がﾎﾝﾄに痛い子みたいじゃない!!
「で、ｺｲﾂ…郁斗の妹？」
お兄ちゃんを呼び捨て？
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