君と過ごせる最期まで




なんて思いながら、“どーなつ”へ向かうため、歩き始める。



小学生の頃はほぼ、毎日通っていたのに、中学、高校と年を重ねる度に行かなくなっていった。



そのため、本当に久しぶりだ。



『おばあちゃん、元気にしてっかな~』



「してるでしょ」



“どーなつ”が閉店したとか聞いたことないし。



“どーなつ”は、比較的裏通りにあるので人通りが少ないところを歩く。



そのため、あたしが独り言を言う変質者とは思われない。



何せ、稔は普通の人には、見えないのだから。



『懐かしいな…』



稔がそう、呟くこの道はあたし達が小学生の頃の通学路で最近は滅多に通ってなかった。