そのもっともな意見に、あたしは肯定せざる得ない。
「…そうだね」
とりあえず、そう返事をして外に出るために靴を履く。
玄関にある鏡で身なりを軽く確認して、外へと足を踏み出した。
「稔!行くよ!」
『へーい』
稔があたしの後ろに来たのを確認して、戸締まりをする。
「よしっ、どこ行く?」
あたしがそう問えば稔は一瞬考えているような素振りを見せて、
『どーなつ』
と、小さく呟いた。
“どーなつ”とは、あたしと稔のお気に入りの駄菓子屋。
小学生の頃から通っていたので、店を運営してるおばあちゃんとは勿論親しい。
「どーなつかぁ……良いね!行こ!!」
最近、行ってなかったしな~


