本当は、今日授業なんて受けないで稔と学校巡りするつもりだった。
そのため、“勉強する”というのはあたしにとって予想外なわけでして…
「…ヤバいぞ」
眠気がハンパない。
数学なんて授業、寝てくださいって言ってるようなものだ。
ブツブツと呪文のように、説明して。
プリントで復習。ひたすらその繰り返し。
寝るな!!って方が無理に決まってるではないか。
……あぁ、もう無理だ。
そう、意識が遠ざかり始めた。
…その刹那、
『寝るなぁぁぁぁ!!』
ビックゥ!!
頭が一気に覚める。てか、ビックリしすぎて、細胞が目覚めた。
その反動に、ガタガタンと教科書等は机から床に落ちている。
勿論、鋭い視線を浴びるあたし。


