君と過ごせる最期まで




「ち、ちが…っ」



笑いを堪えすぎていたせいで、若干声が震えていた。



「詩歌、声震えてるよ?無理しちゃ駄目!!」



「そ、それ…勘違いだから」



あたしは、稔の変な行動に笑いを堪えていたため声が震えていただけだからね。



「本当に?大丈夫?」



「大丈夫!大丈夫!」



半ば、無理やり押し黙らせる。



まだ、不服そうな顔をしていたけど見なかったことにしよう。



それより、もうすぐ授業が始まる。



1時間目は、数学だ。



席につくと予め、置き勉しといた数学の教科書を机から出す。



『詩歌!俺、浮いてっから~』



内心、おかしいだろ!!って突っ込みたくなったけど、変に突っ込んで変人に見られたくはないので、適当に促しといた。