「詩歌…大丈夫?」
「え…?あぁ、大丈夫」
と、まぁ…
学校に来たら予想通り励ましの嵐を全身で受けてます。
大丈夫って…本人が横にいるし。
…なんて、言えないけどさ。
変人扱いされるのは、ごめんだからね。
『詩歌!詩歌!』
そんな声が聞こえて後ろを振り向くと、そこにはクラスの変人、山田君の頭から生えてる稔の姿。
「ブハッ!!」
「は?」
ヤバい…思わず吹いてしまった。
友達に変な目で見られているではないか。
『すげぇ!!ウケるんだけど!!』
自分の行動に自分でつぼにはまってる稔。
あたしは必死に笑いを堪える。
「詩歌…震えてるよ?辛いんでしょ?無理しちゃ駄目だよ」
友達が余計な勘違いをしてしまっている。


