ふと、窓側にいる広樹の方を見ると

ケータイをいじっていた。


…―あっ


目 合った。


心臓つかまれたみたい。


ドキドキが止まんないよ…



(私、重傷かも)



目そらせない…



自分でも顔が赤く染まるのが分かった。