「史高…」 「ん…」 「史高…」 「ん…?」 桃井が何度も僕の名前を呼んだ。 それは、遠のいていく僕の意識を呼び覚ますためだとわかっていても――…僕は、幸せを感じずにはいられなかった。 桃井が好きだ。 あぁ、早く――…。 そうもっと、きちんと伝えられたらいいのに。