「…ッ、何処だよ…何処にいるんだよ…ッ!」


俺は必死になってお前を捜す。


きっと今頃、お前も必死で俺を捜してると思うんだ。




ずっと、一緒だった

お前が生まれた時から、ずっと。

これからも、離れる事なんてないと思ってた。





毎日一緒に散歩して、一緒に眠って。

特に代わり映えしない川沿いの小道も、お前と歩けば楽しかった。






そんなことを考えながら、何度も何度もお前の名前を呼ぶ。




早く戻ってこいよ…!