――ずっと一緒にいる。 その言葉の通り アリーナは最期の時までをレフリードと一緒に過ごすことになる。 あの会話からレフリードに変化が訪れる。 この日をさかいに食事はいつも二人でとるようになった。 あの時、レフリードは感動した。 研究になると、その事しか頭になかったレフリードがいつもどこかにアリーナの存在を感じたという。 ――愛に答えは尽きない。 レフリードは、歴史に残る偉大なる心理学者として生涯を終えた。 end