今日は待ちに待った『姫城高校』の入学式の日。 私は、ココと2人で目を輝かせて、憧れの学校の前に立っていた。 少し後ろから、私とココのお母さんがペチャクチャ喋りながら歩いていた。 私はココと2人で先に集合場所である体育館へと向かった。 校門の周りにも結構な人数の生徒達がいたけど、体育館の前にはそれよりもはるかに多い人数の生徒達がいた。 私とココは呆気にとられてしまった。