『あぁ、最悪や!レポート終わってへんのにさらに課題出されてしもた…』 「でもこの課題なら半日もあれば書き終える事できるんちゃう?」 『出た、天才男前発言』 「何か言うた?」 『な、なな何も言うてへん!!』 真っ青になりながら両腕をぶんぶん振り回す謙司を横目に、課題に目を落とした。 この分やと、明日はせっかく久々の休みやったんに、優姫ちゃんとゆっくりなんか出来なさそうやな。 はあ、と無意識のうちに漏らした溜め息をかき消すように、病院の入り口の方が騒がしくなった。